当社では、風力発電システム復旧工事を行っています。
台風被害や災害復旧など、迅速な対応が必要なものから出力制御対応まで、お気軽にご相談ください。
風力発電の故障・不具合は大事故につながる可能性も！
風力発電を長期運用していると、故障や不具合といったトラブルが発生することがあります。
風力発電の不具合は発電量の低下や売電停止につながるほか、倒壊による大規模事故を引き起こす恐れもあります。 そのため、点検などで問題個所を発見した際は早急な復旧工事が必要です。
部品の不具合の復旧
風力発電システムの故障には様々な要因があります。 事故に繋がりやすい不具合の一つとして、各部品の摩耗や金属疲労による機能低下が挙げられます。 2023年に経産省が発表している風力発電設備の事故報告書（※）においても、「金属疲労・発錆による亀裂が拡大し、破断したこと」が事故要因として挙げられています。
定期的な点検を行うことで、早期的に問題を発見し、交換・復旧工事を行うことが必要です。
災害復旧
風力発電システムは災害による被害を受けた場合、外観から確認ができない不具合や故障を引き起こす場合があります。
災害が起こった際は、施工業者など専門業者に点検依頼を行い、故障が起きていないか早めに確認しましょう。
台風・豪雨被害
風力発電設備は台風や暴風の被害を大きく影響を受けやすい設備です。 実際に台風が通過した際に設備内のモーターが過負荷を起こし、ブレーカーが遮断されて制御が不能となり、強風を受けたタワー部分が座屈する事例がありました。 湿度の高い環境下の場合も発錆の恐れがあるため細心の注意が必要です。
塩害
海岸沿いや高地は風量が多く発電量が上がるため、海岸沿いに設置される風力発電設備は少なくありません。 ただし、海岸沿いは海中に含まれる塩が風で運ばれやすく、タワーを含めた金属部分に疲労や摩耗、錆が発生する原因にもなります。 運転停止を避けるため、定期的なメンテナンスにて塩害対策が必要不可欠です。
自動出力制御対応
出力制御とは、電気の供給が電気の需要を大きく超えたときに、電力会社が様々な発電設備の出力を停止することで需要と供給をコントロールする制度のこと。
当社が使用している風力発電所では、監視装置がオンラインでスケジュールを受信し、自動で停止・稼働をおこなう「自動出力制御」を実施しています。
電力会社からの出力制御要請を無視した場合、電力受給契約の解除の可能性もあります。 ご使用の風力発電設備にてお困りの場合は、お気軽にご相談ください。
